遊戯台及び同部品の製造
破産開始決定
負債総額 約3億4500万円

有限会社イジマ（浜松市南区四本松町）は、11月1日に静岡地裁浜松支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は平成11年3月に法人改組した塗装用治具製造及び金属部品塗装業者。元々は自動車関係の部品途装を主力としていたが、その後はアミューズメント関係に進出し、協力工場約30社を組織して主にパチンコ台部品などアミューズメント関連の部品塗装を手がけていた。
しかし、平成27年5月に品質不良が発生して多額の損失計上を余儀なくされ、12月には協力工場を解体し自社生産に移行していた。以降は規模を縮小して、取引先の支援を得ながら、金融債務をリスケジュールするなど懸命に事業の立て直しを図ったが、ついに支え切れず今回の措置となった。
負債総額は約3億4500万円とみられる。

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