サッシ、ガラス工事
破産手続開始
負債総額 約1億円

有限会社遠藤硝子店（賀茂郡東伊豆町稲取）は、11月2日に静岡地裁下田支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和63年7月に法人改組したサッシ及びガラス取り付け工事業者。地元の施設管理業者や建設会社からの下請け工事を中心に、一般個人などからも受注し、東伊豆の公共施設やホテルなどの民間施設、一般住宅も手がけていた。
しかし、近年は観光産業の不振からホテルや旅館の新築・リフォーム工事が減少、また新規参入する事業者も増加し競合が激化。その影響から受注量が年々減少傾向を辿り、また受注獲得のためにエ事単価が低下するなど収益性も悪化。近年も業績悪化に歯止めがかからず資金繰りが限界に達したため、今回の措置となった模様。
負債総額は約1億円とみられる。

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