2020.08.26

株式会社下田海南荘(下田市)

元・旅館運営
特別清算開始
負債総額 約15億4900万円


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株式会社下田海南荘(下田市柿崎)は、7月29日に静岡地裁下田支部において特別清算開始命令を受けた。
当社は昭和47年に法人改組された旅館運営業者。本店地にて和風温泉旅館「黒船ホテル」を運営。オーシャンビューの客室総数50室で、地元海産品を主体とした会席料理を提供、露天風呂付き客室などを備え、比較的高級タイプの和風旅館として認知されていた。
しかし、当地区における観光業不振の影響から集客は伸び悩み業績が悪化。海外訪日客の利用などで一時的に収入面は回復していたが、過去の旅館建物の全面建替や設備営繕資金などから借入負担が大きかった。近年も資金繰りを圧迫する状況が続き、先行きのメドが立たなかったことで、今年3月に旅館の営業を会社分割により株式会社黒船ホテル(下田市)が承継、当社は同日に株式会社黒船ホテルから株式会社下田海南荘に商号を変更、6月24日開催の株主総会の決議で解散し、今回の措置となった。
負債総額は平成30年12月期末時点で約15億4900万円。
なお、旅館「黒船ホテル」は上記の株式会社黒船ホテルにより、現在も営業は継続されている。

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