2020.04.15

大井川うなぎ販売株式会社(榛原郡)

養鰻業
民事再生法申請
負債総額 約4億円


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大井川うなぎ販売株式会社(榛原郡吉田町片岡)は、4月3日に静岡地裁へ民事再生法の適用を申請した。
当社は平成7年に大井川養殖漁業協同組合(現:静岡うなぎ漁業協同組合) の販売部門を独立させる目的で設立。設立当初は肝吸い、うなぎボーンの2種類のみの販売であったが、その後うなぎの蒲焼き、白焼きの扱いを開始し、平成21年には養鰻場を開設し養殖事業にも参入。また、焼津さかなセンター内に直営の「食事処大吉うなぎ」もオープンしていた。
しかし、平成26年に台湾産うなぎを静岡県産うなぎと偽って販売したとして、不当競争防止法違反の罪に問われ対外的信用が大きく失墜。また、近年はうなぎの稚魚が不漁で仕入価格が急騰するなど厳しい経営を余儀なくされ、金融債務をリスケジュールするなどして事業を継続してきたが、自力での再建を断念し、民事再生法の適用を申請した模様。
負債総額は約4億円が見込まれる。

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