旅館運営
自己破産準備
負債総額 約2億8100万円

有限会社二葉旅館（伊豆の国市長岡）は、5月31日に事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。
当社は昭和33年に法人改組された旅館運営業者。伊豆長岡温泉地区にて温泉旅館「二葉旅館」を運営、比較的小規模ながら地元海産品を主体とした夕食や、露天風呂を備えた大浴場、貸切個室露天風呂など設備も充実していた。
しかし、旅館建物の大規模リニューアルを行った際に借入が増加。バブル崩壊後の観光低迷から集客が振るわず施設稼働は低調で収益面も悪化。近年も低収益を脱せず資金繰りも限界に達し、今回の事態となった模様。
負債総額は約2億8100万円とみられる。

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