水泳用品販売
自己破産準備
負債総額 約5億円

株式会社ヤマナミ（静岡市駿河区下島）は、3月31日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。
当社は昭和60年12月に設立した水泳用品販売業者。競泳水着を主体にキャップ、ゴーグル、耳栓、タオルなどの水泳用品のほか、トレーニングウェア、バッグなども取り扱い、本店、厚木店、岡崎店での店舗販売のほか、大会会場などでの販売、ネット通販サイトなどで販売していた。
しかし、競技水着とその付属品に特化していたため顧客層が限定され、また近年の少子化の影響から競技人口が減少傾向にあったことから業績が悪化。大手スポ一ツ量販店やネット通販業者などとの競争も激しく、収益も低調で借入金の返済に苦慮するなか、近時も厳しい資金繰りを強いられ今回の事態となった模様。
負債総額は約5億円とみられる。

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