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2018.03.21

新世通商株式会社(静岡市)

食品販売
自己破産準備
負債総額 約3億7000万円


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新世通商株式会社(静岡市駿河区寿町)は、2月28日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自已破産申請の準備に入った。
当社は昭和50年4月に設立された食品販売業者。中華食材を主体とした業務用食品を取り扱い、その他に中国茶や春雨、きくらげなどの冷凍食品を仕入れ、ホテルや居酒屋チェーンに販売していた。また、繊維製品、革製バッグ、陶器、インテリア製品などの雑貨販売や、自社のオリジナルブランドを展開し、全国の量販店を主力得意先として販売していた。
しかし、景気の低迷により外食産業の環境が悪化し中華食材の販売量が減少。また、雑貨についても消費者の購買意欲の低下から思惑通りに販売が伸びなかった。そのような中、代表者が死去したことで事業継続が困難と判断し、今回の事態となった模様。
負債総額は約3億7000万円とみられる。

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