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2017.11.14

株式会社白井産業(藤枝市)

組立家具製造
民事再生法申請
負債総額 約50億円


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株式会社白井産業(藤枝市善左衛門)は、11月6日に静岡地裁において民事再生法の適用を申請した。
当社は昭和37年12月創業、昭和38年8月に法人改組された国内トップクラスの木材組立家具メーカー。各種収納ラックやキャビネット、ボード、ワゴン等を扱い、自社ブランドである「シライ」「クラシオ」「ジソー」「ザック」「ミ+モア」のほか、問屋やホームセンターなどへ組み立て家具の製造販売を手がけ、約1300アイテムの豊富な商品構成から知名度も高かった。
しかし、海外からの廉価商品の増加などから消費者需要が大きくシフトしたことで売り上げが低下、収益性も悪化していた。改善策としてオリジナルブランドの統合、アイテム数の集約、ベトナムでの生産子会社設立などで立て直しを図ったものの、業績は思惑通りには改善せず、過年度の設備投資等による金融債務が負担となり資金繰りを悪化させていた。
そのような中で、静岡中小企業支援5号投資事業有限責任組合及びルネッサンスセブン投資事業有限責任組合をスポンサーに選定し、プレパッケージ型の民事再生法の適用を申請した。
負債総額は約50億円とみられる。

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