日本料理店、旅館経営
破産手続開始
負債総額 約1億6300万円

有限会社福寿丸（伊東市宇佐美）は、9月28日に静岡地裁沼津支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和2年6月に海上運送業として創業され、昭和49年6月に事業転換を図る際に法人改組した日本料理店および旅館経営業者。「喰い道楽・福寿丸」の店名で宇佐美海岸沿いに海鮮料理店および旅館を運営。伊勢エビを主体にアワビやサザエなどの海鮮料理が評判を呼び、一時はテレビでも紹介されたためバスツアーに組み込まれるなど高い知名度を有していた。
しかし、近年は消費低迷により集客数が減少、収益確保もままならい状況にあった。また伊勢エビの不漁や天候不順などによる売上減少も重なり、資金手当も困難となったことから、今回の措置となった模様。
負債総額は約1億6300万円とみられる。

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