2017.10.10
有限会社メリディアン・メゾン(静岡市)
結婚式場経営
民事再生法申請
負債総額 約8億円
この記事のタイトルとURLをコピーする
有限会社メリディアン・メゾン(静岡市駿河区大谷)は、10月2日に静岡地裁へ民事再生法の適用を申請した。
当社は平成14年11月に設立された結婚式場経営業者。本店はゲストハウス形式のウエデイング会場として「セント・ヴァレンタインファーム」の名称で完全貸し切りの結婚式場を運営。また、平成21年4月にはプロジェクションマッピングや噴水ショーなどの演出を行うウエデイングテーマパークをコンセプトとした結婚式場「セント・ヴァレンタインウェディングファンタジア」を沼津市に開設。その他の事業として、本店の「セント・ヴァレンタインファーム」では結婚式の予約がない日には予約制のレストランとして営業し、さらに、平成19年4月には「カフェ・ドゥ・ヴァレンタイン・シャンブル・ドット」の店名でカフェをオープンさせるなど、経営の多角化をすすめていた。
しかし、積極的な事業展開から設備投資負担が重く、また東日本大震災の影響などでブライダル市場が縮小。挙式の平均単価の落ち込みなども重なり業績は悪化、資金面がひっ迫しリスケジュールするなどして懸命に立て直しを図ったものの、支え切れずに自主再建を断念し、今回の措置となった模様。
負債総額は約8億円とみられる。
この記事のタイトルとURLをコピーする