2017.06.28
マツコ工業株式会社(富士宮市)
自動車用補修マフラー製造
特別清算開始
負債総額 約2億2000万円
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マツコ工業株式会社(富士宮市星山))は、5月29日に静岡地裁富士支部において特別清算開始決定を受けた。
当社は昭和41年2月に法人改組された自動車用補修マフラー製造業者。自社ブランドの「マツコマフラー」を主力製品として、代理店を通じて全国の自動車修理工場などに販売していた。
しかし、近年は若年層を中心に車離れが加速、また新車に標準装備された純正マフラーの耐用年数が長期化したため、補修用マフラー市場が縮小。売上減少をカバーするため、マフラーの製造能力を活かして発動機や農機、建機など他分野向けのマフラー製造も手掛けたものの業績悪化が続き、また、平成28年9月には当時代表であった石川均氏が死去したため、当社の先行きの見通しも立たなくなり今回の措置となった模様。
負債総額は約2億2000万円とみられる。
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