2017.06.07
有限会社サンショー運輸(周智郡)
一般貨物自動車運送
破産手続開始
負債総額 約1億7400万円
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有限会社サンショー運輸(周智郡森町一宮)は、5月17日に静岡地裁浜松支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和42年8月に設立された一般貨物運送事業者で、大手運送業者の下請け運送を主体に手掛けていた。
しかし、平成15年6月に東名高速道路で当社のトラック事故が発生、死者4名、重軽傷者13名の大事故となり、その影響から業績は大幅に悪化、事業の縮小を余儀なくされていた。翌年10月には現商号に変更し、信用回復に努めたものの、受注は回復せず同業者の下請け運送などを手がけていた。その後新事業として浄化槽の保守点検や清掃業務を立ち上げ事業を継続してきたが、運送業の収益悪化により欠損計上が続き資金繰りが悪化。先行きの見通しが立たず、事業の一部を別会社に引き継ぎ、平成25年11月には事業を停止していた。
負債総額は約1億7400万円とみられる。
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