石油卸
破産手続開始
負債総額 2社合計約1億2400万円

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中部燃料有限会社と関係会社の有限会社明立興産（島田市稲荷）は、10月14日に静岡地裁より破産手続き開始決定を受けた。
中部燃料有限会社は、昭和55年に設立された石油卸業者。グループの中核企業の石油仕入を主体に展開し、売り上げも同グループヘの販売が大半を占めていた。
しかし、石油販売を主体に手がける中核企業のセダー株式会社（島田市）が、燃料相場の変動などで同業他社との競争が激しく経営状態が悪化。回復の目処もたたないまま平成26年に事業を停止したため、当社においても同社に連鎖する形となり、今回の措置となった。
有限会社明立興産は、昭和62年に設立された不動産管理業者。中部燃料有限会社と同様、グループの不動産管理会社として機能し、不動産の賃貸及び管理を手がけていたが、セダー株式会社に連鎖する形となり、今回の措置となった。
負債総額は、中部燃料有限会社が約1億400万円、有限会社明立興産が約2000万円、2 社合計で約1億2400万円。

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