パイプ切断加工
破産手続開始
負債総額 約1億円

有限会社信和（磐田市中田）は、8月8日に静岡地裁浜松支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は平成8年10月に設立し、得意先からの無償支給材による加工を中心に、マフラ一、フレーム、シャフト、ハンドルなどに使用されるチタン、鉄、ステンレス製鋼管の切断加工を行っていた。
しかし、リーマン・ショック以降は受注が減少し、従業員削減などのリストラを実施したものの、品質面でのクレームが発生したことで受注がさらに減少していた。このような中、主力得意先がパイプ加工から撤退したため、当社においても減収分をカバー出来ないと判断し事業継続を断念、生産活動を終了する旨を関係先に伝え、債務の整理に当たっていた。
負債総額は約1億円とみられる。

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