2019.02.27
株式会社中部建装(静岡市)
建築金物工事
破産手続開始
負債総額 約2億円
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株式会社中部建装(静岡市駿河区有東)は、2月6日に静岡地裁において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和58年に法人改組し、タイル工事やパネルエ事などの外壁工事を主体に、建築工事、建具工事なども手がけていた。
しかし、下請受注主体のため利幅が薄く、不良債権の発生などもあり慢性的に資金繰りが多忙化していた。県内だけでなく首都圏でも外壁工事を請け負ったが、外注費が嵩むなど採算割れの状況が続き財政面はさらに悪化。そのため、近年ではパーテーション工事やシャッター設置工事などの建築金物工事にシフトしたが、抜本的な収益改善に至らず、資金繰りが限界に達し、今回の措置となった模様。
負債総額は約2億円とみられる。
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