内装工事
破産手続開始
負債総額 約1億円

有限会社ハウスクリニック（浜松市東区笠井上町）は、11月14日に静岡地裁浜松支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は平成4年6月に法人改組され、創業時はビルクリーニングやシロアリ・ダニ・ゴキブリなどの消毒を主力事業としていたが、その後、地域企業の事業者や不動産業者、JAなどから受注を得て、リフォームなどの内装工事を主にてがけていた。
しかし、内装工事の施工を外注に依存する事業運営で、同業者間の競争もあり収益は低調に推移するなか、リーマン・ショックを境に更に収益が悪化。そのため付帯して行っていたクリーニング事業を縮小し、内装工事の受注獲得に注力したほか、本店を移転するなど収益の改善を図ったが、資金繰りは改善せず先行きの見通しが立たないことから、今回の措置となった模様。
負債総額は約1億円とみられる。

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