土木工事
破産手続開始
負債総額 約3億2000万円

株式会社ヤマダ（磐田市長須賀）は、10月11日に静岡地裁浜松支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和51年9月に法人改組した地質調査、地盤改良工事を専門とする土木工事業者。地質調査から設計・施エ・管理、そしてその後の地盤保証まで一貰したサービスを強みに得意先からのリピート受注を獲得していた。
しかし、住宅着工戸数の減少から受注が低迷し、また同業者間との価格競争から受注単価も低下。過年度からの累積損失により財政面は債務超過に陥っていたほか、本店事務所建設や重機購入などの設備投資による借入金負担が重く、資金繰りに窮し今回の措置となった模様。
負債総額は約3億2000万円とみられる。

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