2018.11.08
有限会社三坂屋食品(伊東市)
豆腐製造
自己破産準備
負債総額 約3億円
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有限会社三坂屋食品(伊東市鎌田)は、10月25日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。
当社は昭和53年11月に法人改組された豆腐製造業者。主力製品の豆腐は「百年づくりの伊豆とうふ」の他に、ざる豆腐「豆州庵」寄せ豆腐「伊豆の白雪」などを製造、さらに油揚げ、がんもどき、湯葉、豆乳なども製造し、伊東市内の食品販売店を主な得意先としていた。
しかし、本店工場を新築した際に銀行借入が増加し資金繰り面で負担となり、また原料である大豆などの仕入価格の上昇を売価転嫁できず、収益低下を余儀なくされていた。消費者の低価格志向の強まりから、より安価な豆腐の販売が増加し、高価格帯に属していた当社製品の販売が低下。近時においても売上確保に苦戦し収益改善に至らず、資金繰りが限界に達したため、今回の事態となった模様。
負債総額は約3億円とみられる。
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