2018.10.18
有限会社たつみ電工(浜松市)
電化製品、家庭用機械器具卸
自己破産準備
負債総額 約1億円
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有限会社たつみ電工(浜松市南区飯田町)は、9月26日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。
当社は昭和55年4月に設立された電化製品、家庭用機械器具卸業者。本店と豊橋営業所の2拠点体制で、家電小売店や電気工事店などを得意先として、テレビ用アンテナ、デジタル放送用チューナ一をはじめとし、空調機器、照明器具、石油ストーブ、電設資材など多種類の製品を販売するほか、太陽光発電システム、電解水素水整水器など扱っていた。
しかし、得意先である家電小売店が経営者の高齢化による廃業や大手販売店との競合などによる販売不振によって閉店したことで得意先数が減少。さらに主力商品のテレビ用アンテナ、ブースターケーブルも地デジ化による影響を受け減少していた。近時も経営の改善は見込めず、代表の高齢化もあり事業継続が困難として、今回の事態となった模様。
負債総額は約1億円が見込まれている。
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