パイプ加工
破産手続開始
負債総額 約1億1000万円

有限会社フソウ精工（富士宮市羽鮒）は、8月21日に静岡地裁富士支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は平成10年1月に法人改組したパイプ加工業者。自動車用マフラーハンガ一部品、パワーステアリングシリンダー、自動車用ネジ、エアコン部品などの加工を手がけ、自動車関連部品が売上の大半を占めていた。
しかし、従来から加工賃収入主体の営業で、同業者間の競合から受注単価は低く収益が悪化。過去の設備投資による金融機関からの借入金負担も重く、受注も落ち込んでいた中、資金繰りも限界に達し今回の措置となった模様。
負債総額は約1億1000万円とみられる。

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