制御盤製造
自己破産準備
負債総額 約4億円

東海日邦株式会社（藤枝市高柳）は、5月31日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入っていたことが判明した。
当社は昭和61年4月に工業用機械制御装置の製作販売会社の専属下請けとして設立された制御盤製造業者。各種制御盤、分電盤、電力監視装置を製造し、物流倉庫の自動化制御や生産ラインなどの搬送機器制御向けや、手術室などの空調制御向け、汚泥脱水の遠心分離制御向けなどを手がけていた。
しかし、景気の低迷が長引くなかで業績が悪化し、また平成27年1月には親会社の経営体制が変わったことで、受注環境が変化し資金繰りが限界に達したことから、今回の事態となった模様。
負債総額は約4億円が見込まれる。

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