木造建築工事
破産手続開始
負債総額 約1億900万円

有限会社八木工務店（沼津市下香貫宮脇）は、5月17日に静岡地裁沼津支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は平成5年10月に法人改組された木造建築工事業者。地元沼津市を中心に一般個人向け注文住宅の新築工事やリフォーム内装工事を手がけ、完成見学会などを定期的に開催していた。
しかし、注文住宅部門は大手ハウスメーカーや地元工務店との競争が激しく、またリフォーム工事においても地元業者や大手家電量販店の参入などから厳しい受注環境となっていた。さらに業界の職人不足の影響から工事外注費が高騰し収益が悪化したことで、借入依存度が高まり逼迫した資金繰りを余儀なくされていた。このような中、今年2月に代表が急死したことで事業継続が困難となり今回の措置となった模様。
負債総額は約1億900万円とみられる。

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