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2018.04.06

有限会社マルマン鷲野商店(焼津市)

水産物販売
破産手続開始
負債総額 約1億2000万円


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有限会社マルマン鷲野商店(焼津市本町)は、3月8日に静岡地裁において破産手続開始決定を受けた。
当社は平成10年4月に設立された水産物販売業者で、地元焼津港にある「焼津さかなセンター」内に店舗を構えていた。マグロやカツオ、シラス、キンメダイ、タチウオなどの鮮魚を扱っていたほか、シメサバやアジの干物などの加工品も取り扱い、主にバスツアーの観光客などへ販売していた。また同施設内にて食堂も併営し飲食業も手がけていた。
しかし、景気の低迷により同施設への集客力が低下するなか、東日本大震災の影響なども重なりツアー客が減少。業績は悪化傾向を辿り、金融債務をリスケジュールするなどして懸命に資金を繰り回してきたが、ついに限界に達し、平成29年10月末に店舗を閉鎖して事業継続を断念していた。
負債総額は約1億2000万円とみられる。

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