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2018.03.12

さすぼし蒲鉾株式会社(静岡市)

練製品製造
民事再生法申請
負債総額 約4億円


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さすぼし蒲鉾株式会社(静岡市清水区由比町屋原)は、3月1日に静岡地裁へ民事再生法の適用を申請した。
当社は平成14年7月に法人改組された水産練製品製造業者。蒲鉾、はんぺんの水産練製品を主力として、桜えびの天ぷらなど加工品の製造を手がけ、小売店や飲食店、コンビニエンスストア向けに納品するほか、駅構内やドライブインなどの土産物として販売されていた。
しかし、同業大手他社がオートメーション化及び大量生産化を進める中、当社は原料や製法にこだわっていたため他と比べて販売価格に優位性がなく、業績が伸び悩む中、経費負担などが重く採算不信が続いていた。また平成21年2月には総菜工場を閉鎖、総菜製造から撤退し、資金面でも不動産や設備投資資金による借入金が重荷となり資金繰りが悪化。自主的再建は困難と判断し今回の措置となった模様。
負債総額は約4億円とみられる。

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