製茶
破産手続開始
負債総額 約4億円

山二製茶株式会社（島田市御仮屋町）は、平成29年12月20日に静岡地裁において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和25年5月に法人改組された製茶業者で、荒茶を自社工場で再製仕上げ加工を行い、関東地方の茶販売業者へ卸販売を手がけていた。
しかし、ペットボトル茶の増加などから年々売上高は減少傾向を辿り、財政面も悪化するなか、平成28年には製茶業から撤退。その後はアパート経営などの不動産賃貸業に業態変更していた。そのような状況下、過去の借入金の返済負担が重く金融債務をリスケジュールしながら資金を繰り回してきたが、代表の死去や社有不動産売却などで今後の事業継続が困難な状況に陥り、今回の措置となった模様。
負債総額は約4億円とみられる。

倒産情報一覧ページに戻る

• 次の記事「株式会社P-4（焼津市）」
• 前の記事「株式会社松下組（静岡市）」