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2017.10.18

株式会社タナベ 他1社(浜松市)

配線プログラム設計製造
破産手続開始
負債総額 約3億2900万円(2社合計)


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株式会社タナベ(浜松市南区高塚町)と、関係会社の株式会社ミナミ(同所)は、9月27日に静岡地裁浜松支部において破産手続開始決定を受けた。
株式会社タナベは平成8年12月に設立され、自動車製造ラインを自動化する為の配線プログラムの設計やハーネスの加工、コントロールボックスの製造、据付などを手がけていた。しかし、リーマン・ショックの影響から業績が悪化。一時は受注の回復もあって持ち直したものの、主力得意先の生産拠点が海外に移転する動きが進み、これが影響して再び売上げが低下。借入返済負担から厳しい資金繰りを余儀なくされ、先行きの見通しが立たなくなり、今回の措置となった模様。
株式会社ミナミは、株式会社タナベの業務を補完する形で、ハーネス加工とコントロールボックスの製造を担当していたが、株式会社タナべに連鎖する形となった。
負債総額は、株式会社タナベが約2億7400万円、株式会社ミナミが約5500万円、2社合計で約3億2900万円とみられる。

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