工作機械・省力化機械製造
破産手続開始
負債総額 約3億7500万円

株式会社不二商（浜松市東区篠ケ瀬町）は、7月11日に静岡地裁浜松支部において破産手続き開始決定を受けた。
当社は昭和44年11月に法人改組した工作機械製造業者。自動車部品メーカーや機械商社などから受注を得て、特注のエ作機械や省力化・自動化機械を製造し、最終組み付け、調整、納品までを手掛けていた。
しかし、リーマン・ショック以降は全体的に受注が減少し、納品した機械の手直しや調整遅れなども重なり、さらには自動車メーカーの燃費試験の不正行為に絡んで得意先の部品メーカーから設備関連の受注も減少したため業績が悪化。そのような中、従業員の退職も相次ぎ、今後の事業の継続が困難となったため今回の措置となった模様。
負債総額は約3億7500万円とみられる。

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