コンビニエンスストア経営
破産手続開始
負債総額 約1億1800万円

有限会社森田卓次郎商店（沼津市千本東町）は、4月17日に静岡地裁沼津支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和33年1月に設立された各種食料品小売店の経営業者。平成に入って以降、店舗改装を行い大手コンビニエンスストアチェーンのFC店として事業を展開。沼津港に一番近い県道沿いに位置した好条件の立地で、観光客や近隣住民を主な顧客とし安定した集客力で業績を伸ばしていた。
しかし、近年は近隣地域に同業他社が相次いで出店したことで、同業者間の競争が激化し業績が悪化していた。そのような状況下、店舗改装などの設備投資費用が負担となり、資金繰りも限界に達したため、平成28年2月に事業を停止し今回の事態となった模様。
負債総額は約1億1800万円。
なお、現在は別オーナーがコンビニエンスストアを経営している。

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