2017.04.19

大発地所株式会社(浜松市)

貸ビル業
破産手続開始
負債総額 約30億5200万円


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大発地所株式会社(浜松市中区大工町)は、3月31日に静岡地裁浜松支部より破産手続開始決定を受けた。
当社は昭和63年7月に設立された不動産賃貸業者。バブル期には浜松市内に複数のビルを建設し所有し、平成2年8月には本社地に11階建ての「大発地所ビルディング」を建設していたが、バブル崩壊以降は需要の低迷から入居率が減少、厳しい環境での経営を強いられていた。
元々、物件開発にあたっては借入金に依存するところが大きく、多忙な資金繰りが続いていており、また返済遅延により物件が差し押さえられるなど対外信用は低下していた。経営改善のため所有不動産を売却し債務の圧縮を図っていたが、物件の処理をほぼ終えた平成24年以降は事実上事業実態がなくなり、その後解散登記がされていたところ、今回の措置となった。
負債総額は約30億5200万円とみられる。

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