水産練製品製造
破産手続開始
負債総額 約4億円

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株式会社山徳食品（焼津市中根新田）は、平成28年12月26日に静岡地裁において破産手続開始決定を受けた。
当社は平成 4年10月に法人改組された水産練製品製造業者で、地元焼津で水揚げされるサバやイワシを原料とした「黒はんぺん」の製造を主に手がけていた。地元のスーパーマーケットや小売店を主力得意先として販路を構築し、平成17年には工場を新築して生産能力の向上にも努めていた。
しかし、競合他者との競争や食の多様化などの影響から練製品全般の消費が低下、受注量も減少傾向を辿り、原材料の高騰なども重なり業績が悪化。また、工場建設 による設備投資負担も重く、資金繰りが悪化していた中、遂に支え切れずに平成27年12月中には工場の稼働を停止していた。
負債総額は約4億円が見込まれる。

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