建築工事
自己破産申請
負債総額 約2億9910万円

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静岡県住宅建設工業株式会社（静岡市駿河区登呂）は、11月18日に静岡地裁へ自己破産を申請した。
当社は昭和42年 5月に設立された建築工事業者。静岡県教育事業団体に所属し、教職員が住宅を購入する際に、教職員互助組合や校長会などから推薦を受け住宅建築工事を受注していた。またその他にも住宅リフォーム工事、教育関連施設などの大型建築工事も手掛けていた。
しかし、近年は教職員の収入環境が変化したことや、静岡県内外の住宅メーカーとの競争が激しく住宅建築工事案件が減少。収益面も低下していたため連続して欠損計上を強いられ、財政面は債務超過に陥っていた。その間、経営の立て直しを図り、収益性の改善や金融債務をリスケジュールするなどして改善に努めたが、資金繰りが限界に達し、事業を停止して自己破産申請に至ったものとみられる。
負債総額は債権者約62名に対し約2億9910万円。

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