建築材料卸
破産手続開始
負債総額 約2億5500万円

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株式会社ヤマダ（熱海市昭和町）は、9月9日に静岡地裁沼津支部において破産手続開始決定を受けた。
当社は、昭和35年に設立した建築材料卸業者。地元熱海市、伊東市を中心に下田市、神奈川県湯河原町などの飯金工事業者や左官、大工職人など向けに、屋根材をはじめサッシ、雨樋、門扉、フェンス、住宅設備機器などの卸売を手がけていた。
しかし、熱海の主要産業である観光業の低迷などから住宅投資が鈍化、そのため売上は減少傾向を辿っていた。また、本店を熱海市桜木町から同市昭和町に移転、営業部門を伊東市吉田にある伊東営業所に一本化するなど業務を集約、旧本店不動産を売却するなどして債務圧縮を図り、また事業規模を縮小し、仕入先に対しては手形支払から分割払いへの切り替えを要請するなどで事業を継続させてきたが、回復の目途が立たず今回の措置となった。
負債は約2億5500万円。

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